皆さんの声2
Q2:将来の武甲山、どのような問題が起こる可能性があるでしょうか?
「皆さんの声」を分かりやすく5つのカテゴリーに分けております。
◎心のよりどころの喪失感
霊力の消滅、周辺地区(秩父・東京)の人々の心の荒廃
秩父人の精神への影響
秩父夜祭との因果関係、信仰と祭りの分断。
秩父以外の人に武甲山はピラミッドのような形の山と思われる。
夏場に照り返しによる暑さ、景観を損ねる、見たくない姿
岩肌がさらされる喪失感
神の山がただの山になることによる自然や伝統をうやまう人心の荒廃
人と自然の関係性が薄れ、心の豊かさや幸福感が感じられにくくなる
昔あった武甲山の姿が後の人にわからなくなる
なくなると寂しい
秩父の人の健康面と観光・経済に多大なるリスク発生
存在していたものが無くなる
絵にすると灰色だらけの山になる
住む人に物理的・精神的に大きな損害を与え、「人のあり方」を考えさせることになる
絵にすると灰色だらけの山になる
問題が起こることはありません、問題は起こらないし、今回これだけの人が、今の武甲山に気持ち悪さを感じていることが知れた。きっとよくなる。
◎崩壊等の災害
山壁露出部の崩壊
石灰岩採掘後の崩壊現象
大雨が降った時が心配
自然災害(崩落・水害)
崖崩れが絶えない危険な山になる
山体の崩壊(現に掘削面にひびが入っている)
保水力の低下による水害。
山容が変わる 鉄砲水の発生
◎動植物の絶滅
植物、野鳥が住めなくなる
貴重な植物の絶滅
珍しいチョウがいなくなる
生息域減少による獣害
チチブイワザクラなどの希少種の絶滅、不動名水などの地下水の枯渇
自然の恵みが失われる、心のありどころが失われる
渓流魚の減少
生態系が崩れる
◎環境悪化
自然との調和が乱れる
地下水枯渇、河川の増水
風の流れも変わる
温暖化と共に、木もない岩山が秩父の生態系を崩す
荒川の流れが変わるのでは。
数十年後、数百年後の水質への影響
◎経済力低下
セメント会社撤退による産業の空洞化
もう石灰石が取れなくなる、もっと取れるようにしたい
石灰石の採掘が終了し、経済的な資源としての価値が減少し、大切に思われなくなる
秩父郡全体の人口減少、さびれた秩父、見向きされない山
秩父の経済力低下
*上記の皆さんの声は2019年2月24日に行われた「武甲山未来フォーラム」でアンケートに書いてくださった方の声を記載しております。
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